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法律事務所

住宅ローンの滞納が続くと、早くて3ヶ月ほどで期限の利益を喪失し、住宅ローン分割払いの権利を失います。そうして、交渉相手が金融機関から保証会社に移ると、保証会社は競売の手続きを開始します。その後3ヶ月〜6ヶ月くらいで競売入札が開始されますが、こうなるともう任意売却での解決は難しくなります。 任意売却は、早く相談すればするほど、できることが増えます。逆に相談が遅れると、時間切れになって競売が開始されてしまい、手遅れになります。任意売却には、交渉によって引越し費用が捻出できたり、家族間売買、親族間売買などをすることによって売却後もその家に住み続けられる可能性もあります。より希望通りの解決をするためにも、住宅ローンが払えなくなったら、できるだけ早くに任意売却の専門家に相談をすることをお勧めします。

任意売却の最大のメリットは、通常の不動産売買と変わらないため、物件がほぼ市場価格で売れるということです。競売になってしまうと、最初は5割〜7割の値段がつけられ、最終的には8割、9割くらいで売れることが多いようです。不動産価格は高額ですので、数百万円の差が生まれます。 そのほかにも任意売却には、近所に知られることなく売却できること、引越しの日時が相談できること(競売では強制退去させられることもある)などのメリットがあります。 任意売却には、仲介手数料などの費用がかかりますが、その費用は成功報酬であり、物件の売却価格から引かれるので、手持ち金がゼロでも行なえます。 競売に比べてはるかにメリットが大きい任意売却ですので、住宅ローンが払えなくなったら素早く任意売却の専門家に相談するとよいでしょう。